東芝 車載機器向けUFS Ver.2.1準拠の組み込み式NAND型フラッシュメモリの出荷について (東芝メモリ株式会社)




2017年12月12日
プレスリリース

車載機器向けUFS Ver.2.1準拠の組み込み式NAND型フラッシュメモリの出荷について

車載情報・エンターテインメント機器やADAS機器など高性能化する車載機器のストレージへの要求に対応

当社は、車載機器向けの、JEDEC UFS[注1]
Version 2.1[注2]
インターフェースに準拠した組み込み式NAND型フラッシュメモリ(UFS製品)を開発し、本日からサンプル出荷を開始します。新製品は、AEC-Q100 Grade2[注3]
に適合し、-40℃から105℃の広い動作温度範囲に対応するなど、急速に複雑化する車載機器の要求する信頼性に応えるための機能を備えています。また、さまざまな用途に対応するため、容量ラインアップも当社既存製品[注4]
より広い範囲の16GB、32GB、64GB、128GB、256GBの5種類をそろえました。[注5]

新製品は、当社の15nmプロセスを用いたNAND型フラッシュメモリチップとコントローラーチップを一体化した制御機能付きの組み込み式NAND型フラッシュメモリです。車載情報・エンターテインメント機器やADAS[注6]
機器などの機能が複雑化するに従って、車載機器向けストレージに対する高性能化、大容量化への要求は増大し続けています。そこで当社は今回、当社既存の車載機器向けe-MMC製品よりも高い性能を実現することが可能な、UFSインターフェースを採用した製品を車載機器向け組み込み式NANDフラッシュメモリ製品のラインアップに加えました。新製品は、シーケンシャルリードで850MB/s、ランダムリードで50kIOPsを達成し、当社既存製品に比べて、それぞれ約2.7倍、約7.1倍の速度向上を実現しています[注7]

新製品はその他にも、車載機器用に開発された新機能をいくつか搭載しています。リフレッシュ機能では、製品に記録されたデータをリフレッシュし、データの寿命を延ばすことが可能になります。温度制御機能は、車載環境下で発生する可能性のある高温条件において、製品がオーバーヒートするのを防ぐ役割を果たします。さらに、拡張診断機能によって、ユーザーは製品の状態を把握することが可能になります。

当社のUFS製品は、これまでも携帯機器などに採用され、システム全体の性能の向上に貢献してきました。新製品も、車載情報・エンターテインメント機器やADAS機器の性能向上を図る、複数の主要な自動車製造会社と技術検討を進めています。加速し続ける車載機器のストレージへの要求に対応するため、当社は車載機器分野をターゲットとした高性能、大容量のメモリ製品のラインアップを強化することにより、より一層市場をけん引していきます。

新製品の概要

インターフェース JEDEC UFS Version 2.1 規格準拠

HS-G3 インターフェース

容量 16GB, 32GB, 64GB, 128GB, 256GB
電源電圧 2.7-3.6V (メモリコア)

1.7V-1.95V (インターフェース)

動作温度 -40℃ ~ +105℃

こんな記事も読まれています