2位 D-Wave Systems Inc. との協業覚書を締結~量子コンピューティングによる最適化技術に基づく価値向上ビジネス創出に向けて~ [豊田通商]



D-Wave Systems Inc. との協業覚書を締結

~量子コンピューティングによる最適化技術に基づく価値向上ビジネス創出に向けて~

2017年11月14日

豊田通商株式会社(以下、豊田通商)は、カナダの量子コンピュータメーカーであるD-Wave Systems Inc. (以下、D-Wave社)と、日本における量子コンピューティングによる高速な最適化に基づくビジネス創出に共同で取り組む旨、協力覚書(以下、覚書)を締結しました。

1. 背景

「最適化技術」は、特定のシナリオの下で、膨大な候補の中から最高の効率、最大の利益を発揮するような「組み合わせのベスト」を見つける技術です。例えば、トラックの配送ルート決定や工場設備の配置などにおいて、これまでも広く用いられてきました。しかし近年、急速なIoT化の進展や機械学習の普及に伴い、①最適化すべきデータ量の増大 ②瞬時の(リアルタイムな)最適化のニーズなどが新たな課題となりつつあり、その解決方法として「高速な最適化技術」に期待が集まっています。

2. 量子コンピューティング

D-Wave社が提供する量子コンピューティングは、「量子アニーリング」と呼ばれる最適化に特化した手法を用いており、極めて高速に最適化問題を解くことができる革新的なコンピューティングです。同社は、2011年に世界初の商用量子コンピュータを開発しました。同社の量子コンピュータは、自然現象を使って答えを導き出す、いわば「組み合わせ最適化問題専用のマシン」です。2015年以降、Google、NASA、ロスアラモス研究所などの名だたる企業や研究機関が同社の量子コンピュータを導入しており、急速に注目を集めています。

3. 協業の目的

豊田通商は、D-Wave社の量子コンピューティングに基づく高速な最適化技術が、今後、ICT基盤の活用による効率化・価値向上やコネクテッドシステム基盤の差別化が求められる次世代自動車分野や、物流、金融、医療、環境などのさまざまな分野で、多くの用途に適用可能な技術として有望と考えています。D-Wave社が提供する最先端のコンピューティング環境を、いち早く日本の顧客に提供し、顧客のソリューションの効率化と価値向上に貢献すべく、「最適化導入による価値向上」に取り組んでいきます。

D-Wave社概要


社名

D-Wave Systems Inc. (ディー・ウエーブ・システムズ)
設立 1999年
代表者 CEO Vern Brownell (バーン・ブラウネル)


従業員

約150名

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